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writer : Tomoya Okada

「続・勝てるポートフォリオ 大添削フェス2025」のフィードバック振り返り

「続・勝てるポートフォリオ 大添削フェス2025」のフィードバック振り返りの画像

こんにちは、okadaです。
この度、QUOITWORKS Inc ムラマツヒデキさま主催の「続・勝てるポートフォリオ 大添削フェス2025」に参加し、ポートフォリオサイトを添削していただきました。本記事では、その振り返りや気づきをまとめます。



イベントについて

まずは、イベントの概要をご紹介します。

【概要】
登壇者3名が10件のポートフォリオに対して、1つ1つ徹底的に分析・添削をするイベントです。
さらに詳細はこちらからご確認いただけます。

【登壇者(スピーカー)】
ムラマツヒデキさま(株式会社クオートワークス代表取締役)
阿部 文人さま(株式会社necco 代表取締役 / クリエイティブディレクター・デザインエンジニア)
岩松翔太さま(株式会社エムハンド取締役/アートディレクター)

【提出したポートフォリオサイト】
https://tomoyaokada.com/



イベントに参加した背景

私は業界歴5年弱くらいですが、これまで独学で学習を続けてきたこともあり、誰かに添削やフィードバックをしてもらう機会が多くありませんでした。
それに加え、SNSで個人的な制作をあげたりと発信をしていましたが、他の方からどのように見えているのか非常に気になっていました。

そんな中でこのイベントの開催を知り、著名な方々から添削・フィードバックをしていただけるチャンスだと感じたので応募することにしました。せっかくの機会なので「厳し目添削」で応募しましたが、正直ドキドキしていました。
今振り返ると、「挑戦して本当によかった」と素直に思います。





フィードバックについて

以下に、実際にいただいた内容の一部を抜粋して紹介します。
全容が気になる方は、ぜひアーカイブチケットご購入の上、ご確認ください。

【私からの問い(前提)】
Aboutページにどんな内容を掲載すれば、もっとより良いページになるか知りたい

ムラマツヒデキさんからのフィードバック

・問題解決の視点を補えるとさらに強くなる
・SOTDだけでは評価されにくい現実がある
・技術が何に役立つかを具体的に見せられると良い
・ターゲットを明確にする

岩松翔太さんからのフィードバック

・ポートフォリオサイトのデザインや技術は良いが、まだ何かが隠れている気がする
・自己表現が強く出ているため、結果として「何を見たらいいかわからない」という印象になってしまう可能性
・チームで「任務をどうこなすか」を見せられると良い
・重視するコミュニケーション要素の明示できると良い
・再現技術を「個性」へ昇華していけると良い

阿部 文人さんからのフィードバック

・もっと「岡田さんについて」知れる内容があると、クライアントも想像ができて仕事が頼みやすくなるのではないか



フィードバックをもらって感じたこと

多くの気づきがあり、自分の課題を改めて整理する機会になりました。

技術の活かし方の課題

「その技術をどう活かすか」という指摘がまさに直近1年課題だと感じていたことです。
SNSなどで様々な個人制作を発信していますが、それを使ってどんな課題解決ができるか・オーダーに答えられるかという点は不透明でユーザーからしても理解しづらい状態だと思いました。
個人制作においては、自分が作りたいものを作るスタンスで行なっている側面があるので、加えて「何に使えるか」が提示できれば自分の価値は更に上がると確信できました。
そう感じた反面、「ただビジュアルがカッコいいものを作りたい」という気持ちも持っているので傾倒しすぎることなく、今はバランスよく試行錯誤できたらなとも感じています。



パーソナルな部分の開示

全体を通して、「どんな人か分かりづらい」という話がでていました。
現状は、制作会社勤務ということもあり、あまりオープンにする必要がないと感じていたので顔出しをしなかったり、パーソナルな部分を表に出すことをほとんどしていませんでした。
例えば、独立したり会社員ではなくなった時、ある程度パーソナルな部分を見せて行ったほうが頼む側も安心して頼めるなと感じました。「岡田ってこんな人」を皆さんに更に知ってもらえるように努力していきます。



目標アップデートの必要性

ここ数年の目標を「認知拡大」としてきました。
それを実現する上で、ポートフォリオサイトを作り様々な事例を掲載して「この人はこんなことができるんだ」を知ってもらえるように行動してきました。
そんな中で今回のフィードバックで、「岡田さんの人間性や考え方が、まだ隠れている印象」という内容がありました。
「何ができるか」は伝わるが、「どのように貢献してくれるかイメージしづらい状態」であることが浮き彫りになりました。
まさに指摘の通りで、具体的にどんな役割を果たせるかという点においては、全く触れられていませんでした。当初自分が掲げていた「何ができるか知ってもらう」はクリアできつつある状態なので、次は「どんな動きができるかを具体性をもって提示し、知ってもらうこと」を目標にすべきだと感じました。

どんなことを大切にしているのか・対応スコープの明示など開示できることは沢山ありそうです。相手視点に立って、どんなことが知れると安心して仕事を頼みやすいかを考えて項目選定していきたいと思います。



個性への昇華

日々の個人制作では、現存する表現などを「再現する」に近い形でアウトプットをしている傾向があります。
これを再現ではなく、独自性(個性)へ発展させることが重要なことだと感じました。ならではの表現(特性)を確立していくことによって、差別化や強みになります。クリエイターとしてワンランク・ツーランクステップアップする為のキーポイントだと感じました。





イベント全体を通して感じたこと

登壇者3名が手間も時間もかけて、ひとりひとりに全力で向き合っている姿勢に感動しました。
良いところも改善点も包み隠さずに話してくれるイベントは、そう多くないと思っています。だからこそ、視聴者・参加者の勉強になることばかりだったと感じています。企業側の視点や評価軸を知れることは、クリエイターにとって貴重な情報だと思います。特に転職やキャリアアップを考えている方には、ぜひ視聴をおすすめしたい内容でした。
そして何より、参加して本当に良かったです。



最後に

やはり最終的には「自分がどうなりたいか」で取るべき行動は変わってくると思います。今後のキャリアや展望を鑑みた上で取捨選択を行い、更に良い制作者となれるように精進していきます。
これからもSNSなどで個人的な制作発信は続けていくので見守っていただけますと幸いです。

ご多用の中、このような濃密なイベントを開催していただきまして本当にありがとうございました。

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