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writer : Tomoya Okada

【継続】個人制作を100個作って感じたこと・変わったこと

【継続】個人制作を100個作って感じたこと・変わったことの画像

こんにちは、okadaです。
私は2020年からWeb制作学習を初めてから今まで個人制作を継続的に行なってきました。
そして先日、ポートフォリオサイトのアーカイブ掲載数が100個到達しました。おそらく掲載していないもの等を含めるともっとあると思いますが、ちょうど良いタイミングなので感じたことや変わったことをまとめてみます。
個人制作を始める方・行なっている方の参考になれば幸いです。
※主観的な内容を多く含んでいます。



沢山作って感じたこと

約5年くらい案件とは別に制作を続けてきましたが、大きく分けて3つの感想を持ちました。

01.とにかく楽しい

今も昔も一貫して技術力の向上を目的として個人制作を行なっています。途中で「辛くなるかな?楽しくなくなるかな?」と思っていましたが、全然そんなことありませんでした。とても楽しいです。
1つの制作が完成する度に「レベルアップ音」が聞こえてくるような感覚になります。そういった成長している感じが楽しさを生んでいるような気がします。
今後どうなっていくかはわかりませんが、自分が成長していると感じられる限り楽しさは失われないと思います。

02.やっただけ力がつく

個人制作をやる一番のメリットはこれだと思います。
数をやっただけやれる事が増えます。特に初学者の頃は効果的だと思っていて、身につく速度がとても早くなると感じています。実際早かったと思います。
エンジニア・デザイナー関係なく何かしら自分で考えて手を動かし形にする事は、座学だけでは得られない経験ができます。
手を動かす以外に良い方法が思いつかなかったところから始めた個人制作ですが、正解だったと感じています。

03.自信がつく

先ほどの「力がつく」と似ていますが、この自信がつくというのは「案件へのハードルが少し低くなって、自信を持って臨める」という事を指しています。
案件では「やったことない事」をやらなければいけない時が沢山あります。個人制作をしていると「この実装をカスタマイズしながらやればいけるかも?」のように過去の制作経験から「できるかな...」から「できそう」に変換する事ができます。
私も個人制作をしていたからスムーズに実装を進められた案件も沢山あります。
個人制作は、「できそう」という自信へ変換してくれるものだと感じています。





変わったこと

長い間、続けて変わったこともいくつかあります。

01.継続することが苦にならなくなった

ルーティーン化させることは難しいですよね。
個人制作に限らず日々の生活の中でも継続して何かすることは大変です。ですが、私は個人制作を通じて「継続すること」への意識が変わりました。

継続する事の難しさは、「最初は上手くできない・面倒くさくなる」の2つからくると考えています。
今の私は「最初は上手くできなくて当然。面倒になる時もあるよね。」というマインドへ変化できました。自分のペースで続けていればそのうち成果が出てくるということを1回学んだからこそ気持ちに余裕ができたと感じています。

02.自然と制作について考えるようになった

普段の生活の中で「これってWeb上で実現できるかな」と自然に考える癖がつきました。
制作を続けていくと所謂ネタ切れのような場面が出てきます。自分もそういった事があって日頃からWeb上で実現できそうな事(ネタ)を探すようになりました。
これが段々と無意識にやるように変化していったのだと感じています。

03.「できること」を周囲が理解してくれるようになった

これは発信もすることによって得られた恩恵ではありますが、個人制作を沢山行うことによって「この人はこんなことができるんだ」を知ってもらう事ができます。
できること・興味のあること等の個人について理解してもらうことにもつながると思います。





お気に入りの作品

せっかくなので特に気に入っている個人制作を紹介させてください。

HatomHoldChange

【概要】
マウスホールドでシーンが切り替わる演出を初めてみた時に衝撃を受けて実際に作ってみた制作物です。
ポイントは切り替わる時に効果音が一瞬流れるところです。この効果音が没入感を一層引き立ててくれています。

【URL】
https://tech-01-hatom-hold-change.vercel.app/



Stable Fluids

概要
リキッド表現を初めて実現できた制作物です。
ずっと憧れていた表現だったので形になった時、とても嬉しかった記憶があります。

【URL】
https://tech-07-stable-fluids-noise-effect.vercel.app/



2D Ascii Art

【概要】
Xで使用しているアイコンを使ったアスキーアート風の制作物です。
この流れるような動きとマウスに連動する部分がお気に入りです。

【URL】
https://tech49-2d-ascii-art.vercel.app/



Cursor Collision

【概要】
物理演算が行えるライブラリを使った初めての制作物です。
球体の質感を柔らかいものにすることによって、おもちゃで遊んでいるかのような体感を得られて楽しいです。

【URL】
https://tech54-cursor-collision.vercel.app/



Cursor Collision

【概要】
マウスやスワイプに反応して目のアイコンが沢山出るアニメーション制作物です。
アイコンが出力される量が最大の時が一番好きで、とにかく物量はインパクトにおいて大事なんだなと感じさせてくれた制作物でした。

【URL】
https://eyes-tawny.vercel.app/





これから取り組んで行こうと思っている方へ

継続する上で大切だと思っていることをいくつか挙げてみたいと思います。

出来ない自分を責めない

特に最初はできなくて当たり前くらいの精神で行く方が良いと思います。
できることは段々と増えていきますから、自分のできる範囲の個人制作から取り組んでみてください。

完璧を求めない

未完成でも良いです。それができるのが個人制作です。
ですが「より良い作品を作る」という意識だけは忘れないでください。完璧に作るよりもその意識を持った上で、制作を続ける事の方が大切だと私は考えています。

最初は簡単なものからでOK

個人的な意見にはなってしまいますが、最初は簡単なものから始めて習慣化させる方が大切だと思っています。
私も簡単なCSSアニメーションから始めて徐々に難しいものにチャレンジするようにしていきました。





まとめ

今回は個人制作を続けてきて感じたことや変わったことについて紹介させていただきました。
100個という数字はゴールではないです。今後もマイペースに継続できたらと思っています。
そして、この記事によって誰かにモチベーションを与えられたら嬉しいです。

本記事に関して、感想などがもしございましたらXアカウントにメンション付きでいただけますと嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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